目次
ハンディターミナルの「クローニング機能」ってなに?
「クローニング機能(本体間コピー)」とは、あるハンディターミナルから別のハンディターミナルへとプログラムデータをコピーする作業のことをいいます。
クローニングすることで、データが空であったハンディターミナルに「棚卸」「ポカヨケ」「レジアプリ」などの機能を丸ごとコピーできます。
ハンディターミナルの「クローニング機能」で移行できるデータは何?
基本的には、全てのデータが移行可能です。
そのデータには、プログラムデータも含まれますので、移行後は、移行前のハンディターミナルと全く同じ動作をします。
例えば、現在お手持ちのハンディターミナルが1台あったとします。
そのハンディターミナル1台では不便なため、もう1台増やしたい場合は、データが空の中古ハンディターミナルを1台購入したうえでクローニングをすれば、2台目として利用できます。
ハンディターミナルの「クローニング機能」はどういうシーンで使えるの?
「増設」「予備品」「故障時」など、あらゆるシーンで利用できます。
予備品として1台コピーしておけば、万が一メイン端末が故障した場合に安心です。
ハンディターミナルのクローニング方法
ハンディターミナルのクローニング方法には大きく分けて3つの方法があります。
① 自分で行う
メーカーや中古販売店が提供するクローニングマニュアルを基に、自分で作業を行います。赤外線やBluetoothを使い機種によっては1分程度でコピーが可能です。
※マニュアルがない機種もございます。
②購入元のシステム会社に依頼する
ハンディターミナル端末を購入後、 その端末をシステム会社へ送り、クローニングを依頼しましょう。
③中古ハンディターミナル専門店に依頼する
中古のハンディターミナルでも、購入する専門店によってクローニング作業に対応している場合があります。 どの機種、どのプログラムにも対応しているわけではありませんので、事前に専門店へ問合わせましょう。
システム会社がクローニングに対応するケース・対応できないケース
お使いのプログラムシステムによっては、クローニングロックがかかっており、クローニング出来ない場合があります。
その場合はシステム会社によるプログラムデータのインストールが必須となります。
ただ、一般的なシステム会社においては中古ハンディターミナルを取り扱うケースは多くありません。
「対応する」ケース
「有料」であれば対応してもらえる場合があります。
どの機種、どのプログラムにも対応しているわけではありませんので、事前にシステム会社へ問合わせましょう。
「対応できない」ケース
プログラム及びハンディターミナル本体を含めた包括的な保守契約をされている場合や、バージョン違いの問題などのトラブルが発生した場合。
まとめ
ハンディターミナルシステムのご利用には、システム会社やメーカーの判断を最優先すべきであるという見解です。
ぜひ、クローニングロックがかかっている場合は、システム会社へ事前に相談してみましょう。
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