絶対失敗しない!ハンディターミナル導入前に行うべき6つのこと

倉庫内での在庫管理業務では、ハンディターミナルを活用するケースが増えています。
在庫の動きをデータとして可視化できるようになるため、在庫管理業務においてはミスが減って効率が上がるという点で有益です。

しかしながら、せっかくハンディターミナルを導入したのに使いこなせず、結果的に「失敗した」と感じてしまう方もいます。

「失敗」という結果になってしまう原因の多くは、導入前の準備不足です。
ハンディターミナルに関する事前調査はもちろん、現状の作業環境の見直しも入念に行うのがよいでしょう。

今回は、ハンディターミナル導入前に行うべき6つのことについて解説します。

しっかり準備をして、ハンディターミナル導入を成功させましょう。

職場環境の見直し

ハンディターミナルを導入するにあたっては、倉庫内での改善点を探ることが有益です。

せっかく導入しても、倉庫内が散らかっている、作業エリアが狭くて動きにくいといった状態では、業務の効率化は難しいのではないでしょうか。

スムーズにハンディターミナルの導入ができるよう、まずは現在の倉庫の状態を見直してみましょう。

1.5Sの実施

5Sについて聞いたことがある方も多いかと思います。
おもに製造業で用いられる、職場環境の維持改善を目的としたスローガンです。
「S」から始まる5つの項目で構成されています。

内容は以下のようなものです。
 整理    
 不要なものを捨てる
 整頓    
 モノを置く場所を決め、いつでも取り出せる状態にする
 清掃    
 常に掃除をする
 清潔    
 整理・整頓・清掃を維持し職場の衛生を保つ
 しつけ   
 決められたことを決められた通りに実行できるように習慣づける

すでに職場で実践している方もいるかとは思いますが、この機会に再度周知徹底を考えてみてはいかがでしょうか。
基本的なことをひとつひとつ抑えることが職場環境改善への近道です。

2.倉庫管理責任者の明確化

倉庫内では、毎日のように商品の入出庫を行います。
商品の在庫数や状態を正しく管理する人がいなければ、全体の業務がスムーズに進みません。

ハンディターミナルで収集したデータを管理・分析する責任者を制定することで、過剰在庫や必要な時に在庫がない状況にも対策が立てやすくなります。

また責任者が中心となってハンディターミナルの事前研修を行うことも重要です。
事前にハンディターミナルに触れる機会を作ることで、スムーズな導入ができます。

3.倉庫内レイアウトの調整

倉庫内はキレイに整頓されていますか?
せっかくハンディターミナルを導入しても、倉庫内が乱雑で、商品があちこちに散らばっているような状態では正しくカウントができません。

これを機にレイアウトを見直すことをおすすめします。

また、商品を保管する棚には番号を割り振り、規則的に並んだ状態にしましょう。
棚番号をハンディターミナルで管理することで、どこに何があるのか把握できるようになります。

商品のサイズや量に合わせて、棚の大きさも調節するとよいでしょう。
どこかに引っかかったりせず、スムーズに出し入れできることで、作業時間短縮に繋がります。

プリンターや充電台といった周辺機器の設置場所もあわせて確認しておくとスムーズです。


導入の準備

ハンディターミナルの導入前には、入念に事前調査をしましょう。

というのも、ハンディターミナルを導入するのは簡単ですが、導入にかかったコスト、労力を考慮すると、万が一失敗したときに元に戻すのは非常に難しいからです。

事前にしっかり準備をして、失敗の可能性を無くしておきましょう。

4.ハンディターミナルの選定

ハンディターミナルは、業種や用途ごとにさまざまな機能を搭載した機種があります。

たとえば広い倉庫や工場内を歩き回り、システムと通信しながらデータ収集をするには無線LAN内蔵タイプを選ぶべきですし、使用場所が限定されているような小規模な運用であれば、Bluetooth内蔵タイプを選んでも動作に支障ないでしょう。

このように、自社での運用に必要な機能を見極めて、総合的に判断しましょう。

ハンディターミナルについての解説は、以下の記事でも詳しく説明していますのであわせてご確認ください。
<関連>初心者も5分でわかる!ハンディターミナルとは?

5.ハンディターミナルシステムの選定

「ハンディターミナルシステム」とは、入出荷検品、棚卸などの業務に活用される作業支援システムです。

業界や業種別に特化したシステムも存在するため、自社の在庫管理に合ったシステムを選択することが重要です。

なんとなくで選んで失敗してしまった場合、システムの再選定にかかる時間や買いなおしのコストなど、不都合が生じる可能性があります。

自社に合った在庫管理システムを選ぶコツは、システムのメリットではなく自社に導入した時のメリットに焦点を当てることです。

倉庫の状況を正しく把握し、最適なソリューションが得られるシステムを選定しましょう。

6.導入後の運用フロー考案

在庫管理は、会社が商品を販売するフローの一部です。
過剰な在庫を抱えてしまえばそれらを保管するコストが発生しますし、必要な時に在庫がなければ売り上げを逃します。

入念に準備をした上でハンディターミナルを導入すれば、在庫数がわかりやすく数値化されることでこのような状況を避けやすくなるというメリットがあります。

しかしながら、導入後のフローが固まっていないのにハンディターミナルを導入し、うまくいかなかったとなると、全体の販売フローに致命的な影響を及ぼすリスクが。

そのような事態を防止するためにも、ハンディターミナルを組み込んだ後の全体のフローを計画的に構築していく必要があるのです。


念入りに事前調査をすることが成功のカギとなります

ハンディターミナル導入前に行うべき6つのことについて解説しました。

ハンディターミナルおよび在庫管理システムを導入することで、倉庫業務の効率化は確実に促進されます。
しかし、事前調査を怠り、情報が少ないままに選定・導入をしてしまうと、会社にとって不利益になる可能性も否定できません。

手間を惜しまずに現状を見直し、ハンディターミナルに関して念入りに下調べをすればリスクヘッジすることが可能です。
計画的に準備を行い、ハンディターミナルの導入を成功させましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!


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